TOEIC リーディングの時間配分:75分をパート5・6・7にどう分けるか
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TOEIC L&R のリーディングセクションは、100問を75分で解きます。1問あたり平均45秒ですが、パートごとに必要な時間は大きく違います。パート5は1問20秒ほどで判断できる一方、パート7の複数の文書の問題は、2〜3つの文書を読んでから答えます。スコアが伸び悩む原因は、英文が読めないことより、最後まで解き終わらないことにある場合も少なくありません。
まず問題数を確認する
TOEIC L&R はリスニング約45分・100問、リーディング75分・100問、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式です。出題形式は毎回同じです(IIBC 公式サイトの出題形式)。リーディングの時間配分は、次の表を出発点にします。
| パート | 形式 | 問題数 | 目安時間 | 1問あたり |
|---|---|---|---|---|
| 5 | 短文穴埋め | 30 | 10分 | 約20秒 |
| 6 | 長文穴埋め | 16(4文書) | 8分 | 1文書約2分 |
| 7 | 1つの文書 | 29 | 27分 | 約55秒 |
| 7 | 複数の文書 | 25 | 28分 | 約65秒 |
| — | 予備 | — | 2分 | 空欄をマーク |
残り時間ごとのチェックポイント
時間配分は、本番中に確かめてこそ役に立ちます。解答用紙では、リーディングは No.101〜200 です。残り時間を目安に、進み具合を確認します。
- 残り75分:パート5(No.101)を始める
- 残り65分:パート6(No.131)へ
- 残り57分:パート7 の1つの文書(No.147)へ
- 残り30分:パート7 の複数の文書(No.176)へ
- 残り2分:未解答の問題をすべてマークする
チェックポイントで遅れていたら、目の前の難しい1問で取り返そうとせず、答えを1つ選んで先へ進みます。公開テストでは問題用紙への書き込みが禁止されているので、この5つの数字は事前に覚えておきましょう。時計として使えるのは腕時計で、スマートウォッチなどは使えません(IIBC 受験要領)。
目標スコア別の調整(800点を目指す場合も)
同じ75分でも、目標スコアによって守るべきところが変わります。
- 725点以下(600点台など):まずパート5・6を確実に。パート7が最後まで終わらないのはよくあることです。全問を急いで解こうとせず、最後の2分で空欄をすべてマークします。
- 730〜855点(800点を目指す場合もここ):パート5は12分以内。パート7の1つの文書は解き切り、複数の文書のうち難しい1〜2セットは最後に回してもかまいません。
- 860点以上(900点台など):基本的にすべて解き切ります。パート5・6を合計16分以内に収め、パート7に55分以上残します。
800点を目指すなら、まず上の基本配分(パート5・6で18分、パート7で55分)どおりに進められるかを、練習で確かめてみてください。
パート5の時間配分:1問20秒、30秒で見切る
- 先に4つの選択肢を見て、品詞・時制・前置詞の問題か、語彙の問題かを判断します。品詞の問題は、空欄の前後数語だけで答えが決まることがよくあります。
- 語彙の問題でキーワードが分からなければ、いちばん自信のある答えを選んで次へ進みます。1問30秒を超えないようにします。
- パート5で浮いた1分は、パート7でもう1文書読む時間になります。
パート6:1文書2分
- 各文書に設問が4問あります。選択肢には単語や句のほか、一文をまるごと選ぶ問題もあります。前後の文脈が必要なので、その文書の最後に回します。
- ほかの設問はパート5に似ていますが、時制や代名詞が何を指すかなど、前後の文を見ないと決まらないことがあります。
パート7:順番どおりか、難しいセットを後回しにするか
| 解き方 | 良い点 | 注意点 |
|---|---|---|
| 順番どおり | マークがずれにくい | 1セットで詰まると後が残る |
| 難しいセットは後回し | 解ける問題から得点できる | 問題番号とマーク欄を必ず確認 |
どちらの場合も、設問を先に読み、本文で答えを探すのが基本です。設問は本文の表現を言い換えることが多く、たとえば本文の postpone が、設問では delay になっていたりします。
ふだんから75分を計って練習する
- 1問ずつではなく、75分通しで解く練習をします。
- 毎回、パート5に何分かかったか、パート7で何問残ったかを記録します。2〜3回分そろうと、どこで時間を使っているかが見えてきます。
- APTENYO の模擬試験は、リーディングを75分のカウントダウンで解きます。問題は「あとで解く」で後回しにでき、提出前に未解答の問題数が表示されます。
よくある質問
時間が足りないとき、残りの問題はマークすべきですか?
はい。IIBC は、採点は正解数に基づいて行われ、誤った解答は減点されないと説明しています(テスト結果について)。空欄は必ず0点なので、最後に残りをまとめてマークする、いわゆる「塗り絵」も、空欄のまま終えるよりはよい選択です。
マークはいつすればいいですか?
解きながら、その都度マークします。最後にまとめてマークしようとすると、残り数分で間に合わなくなることがあります。
リスニング中にリーディングの問題を解いてもいいですか?
いいえ。IIBC の受験要領では、リスニングテスト中にリーディングセクションの問題を見たり解答したりすることは禁止行為です。
時間配分が安定するまで、どのくらいかかりますか?
個人差があります。毎回75分通しで練習してパートごとの時間を比べ、予定どおりに解き終わる回が何度か続けば、安定してきたと考えてよいでしょう。